従業員の皆さんの健康保持や増進への取り組みが将来的に企業の収益性等を高める投資であるとの考えの下、従業員の皆さんの健康管理を経営的な視点から考え戦略的に取り組むことと定義されています。健康経営の推進は従業員の皆さんの活力や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に業績や企業価値の向上につながると期待されています。また国民のQOL(生活の質)の向上やあるべき国民医療費の実現など、社会課題の解決に貢献するものであると考えられています。

上記を踏まえた働く上での健康をベースにした会社方針や健康づくり活動などが評価され、TPECは経済産業省の「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定されました。

TPECでは代表取締役社長と取締役、人事・総務室が中心となり、従業員の健康と安全に関する取り組みをトヨタ自動車健康組合と連携して進めています。またTPEC独自の健康経営宣言として以下のスローガンを策定しています。

TPECの健康経営宣言
　1. 3本の柱【モノづくり】・【人づくり】・【健康づくり】
　2. あるべき姿へのあくなき挑戦
　　　・明るく風通しのよい職場風土
　　　・溢れる健康改善マインド
　　　・リズムの良い毎日のルーティーン（食事・運動・睡眠）
　3. 心身とも健康な仲間と一緒に皆様＜All stake holders＞の笑顔を創ります

この宣言に基づいて健康経営への取り組みとして、健康で働き続ける身体づくりを目指し、一人ひとりの健康意識の醸成と生活習慣のカイゼンに取り組んでいます。

また健康経営サイクルを上手く循環させるために中長期的な目標として2026年までに「安全健康に対する一人ひとりの意識向上と安心して働ける風土づくり」という基本方針の下、「笑顔あふれた活気ある風土づくり」という目標を掲げ、組織と個人両方のから健康へのアプローチを行っています。

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毎年、TPECで働くすべての人を対象に健康意識向上のきっかけづくりや現在の自身の健康チェックを目的として福岡本社、愛知元町事務所の両方にて”健康フェア”を開催しています。本年度も体組成計や骨密度系など現在の自分の体チェックや柔軟性、敏捷性、ロコモチェックなどの運動機能評価、またフードモデルを活用した食育啓蒙活動などを実施しました。会場内では参加者全員で和気あいあいと運動チェックをし、活気と笑顔あふれるフェアとなっています。

社員の皆さんが積極的・自発的に健康活動へ取り組むきっかけとして、運動器具や卓球台、エクササイズチェアなどを取りそろえたT-sutdioを設置。昼休みやすき間時間を有効活用して、個人だけでなくチームやグループ単位で健康づくりに励んでいます。また各部が行う衛生・健康活動の活性化を目的に、月に１度「花まるニュース」と題して実際の活動内容や取り組みをわかりやすくまとめたものを発行、全社へ展開しています。一人でも多くの皆さんに自身の健康に興味・関心を持ち、こころとからだ、両方の健康を維持できるよう、活動の輪を広げています。

ー最後にー
近年、健康経営ということばを聞く機会が増えてきています。
TPECでは、従業員、ステークホルダーを含めたTPECで働くすべての人が”からだ”と”こころ”両方の健康意識を高め、会社生活を送ることが会社にとり大切だと考えております。これからも健康意識向上に向けての、健康フェア開催によるきっかけづくりやヘルスリテラシーの向上に向けた社内啓蒙活動など継続して進めていきます。

今回はTPECが掲げる健康経営についてをご紹介しました。業務に取り組むためには健康な心身が不可欠なので、他人事ではなく皆さんが自分事として捉え、高い水準で健康維持活動を続けられるよう、「笑顔あふれた活気ある風土づくり」に今後も取り組んでいきます！