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コロナ禍で飛躍的に進んだ業務!?効率向上も叶えるTPECのテレワーク。

こんにちは!REALTPEC編集部です。今回のテーマは「働き方」について。2020年のコロナ禍で拡大を見せたテレワークですが、TPECでは実際にどのくらい活用されているのでしょう?システム導入を担うITマネジメントグループに取材してきました!今後の働き方を考える上でのヒントもいっぱいですよ。

M.K

2006年中途入社。ボデーエンジニアリング部で3年、管理本部経理グループで8年業務。2017年よりエンジニアリング革新部システム開発室ITマネジメントグループにて、テレワークインフラの整備・展開・サポートほか、会社の基幹システム、情報システム業務全般を担う。

TPECではテレワークはどれくらい浸透しているのでしょうか。

私が所属するITマネジメントグループでは、社内のITインフラ全般の展開やサポートを担っています。TPECにおいてテレワークは2018年から育児・介護など事情のある方向けにスタートし、出張先で作業する人への導入も進めていました。とはいえ一部の人に限られていた適用が、コロナ禍の2020年4月には、「週1日の出社義務や深夜勤務禁止の撤廃」など通常勤務と変わらない柔軟な働き方へ制度改定もされました。コーポレート統括部が中心となり全社員の業務内容を「テレワーク台帳」に集約、ITマネジメントグループはその情報に基づいて順々にインフラを整備。2018年時点で100人にも満たなかったのが、現在全体の6割にあたる約600人にテレワーク勤務の環境が整いました。業務上のコミュニケーションはSkypeやMicrosoftTeamsを活用していただいています。

2020年からの1年間で社員の働き方はどう変わったと感じますか?
 

テレワークが一部の人のための制度ではなくなり、ハードルが一気に下がったと感じます。顔を合わせる事が当たり前だという風潮もなくなり、いろいろなやり方でのコミュニケーションがノーマルになりました。またテレワークだけでなく、コロナ禍の前からフレックスコアレス制度(6時30分〜22時の間で勤務時間の選択が可能)も導入されていたので、場所にも時間にも制約されない自由度の高い働き方を選択できていると思います。「承認処理を出先で済ませて帰れた」など、外でも会社同様に業務できるようになったとの声を多く聞けるようになったことが、担当者としては非常に嬉しいです。一方でやはり工場などに出向かないとできない業務に携わるメンバーがいるのも事実です。仕事のやり方・処遇含め、トータルで整備していく必要があると思います

実体験としてテレワークにどんなメリットを感じますか?

私は現在週3日ほどテレワークで働いています。朝7時に自宅で始業し、8時過ぎに離業申請して上の子を幼稚園バスに送り届けてから午前中は一人で在宅勤務。午後子どものお迎えの時間になると再度離業申請し業務の合間に幼稚園バスを迎えに行き帰宅します。15時~17時の終業までの2時間は息子と一緒にリビングで仕事をしています。時間帯ごとに業務内容を工夫すれば在宅勤務のメリットは大きいです。例えば遠隔操作で社員のPC設定を行う際は皆さんの出社前の早朝にしたほうがスムーズですし、普段は対面・電話応対が多くなかなか取り組めない改善活動も、電話も比較的減る在宅勤務では一人集中して考えることができ、非常に効率的。逆に息子と一緒の時間帯は集中力が必要な仕事は避けるようにしていますね。離業中の、送り迎えが早く済むなどして空いた時間には、ちょっとした家事もできますし、テレワーク日に残業をすることはあまりないので、17時の終業後すぐに子ども二人の面倒をみることができるなど、妻と協力して家事育児を分担することができています。

これから働き方はどのように変わっていくでしょうか。

TPECはITインフラを駆使すれば在宅でやれる業務も比較的多いので、今後もテレワークを積極的に続けていくのではないかと思います。その前提として、個人がより能動的な働き方をする必要があり、責任感を持って判断することも求められるでしょう。そして、今後は社会的にワークライフバランスの充実がより重視されると思います。テレワークではオンとオフが地続きになりやすいので、「ここまではやる」「ここは誰々に任せよう」など、業務をしっかり区切りながら成果を出していく力も重要になるのではないでしょうか。また会社で会う機会が減るからこそ、困った時には連絡して助け合えるような、人とのつながりも今まで以上に大切にする必要があると感じます。単に「働き方」と言っても、様々な形の仕事があり、それぞれが個人的な事情を抱えています。セキュリティやコンプライアンス面を担保しながら、いかに個人にフィットするインフラを適用していくか。現場と管理部門に在籍していたならではの知見を生かしながら、みんなが笑顔になってくれる形を追求していきたいと思います。

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