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CULTURE

同期との絆も強く。TPEC式「新入社員研修」からそれぞれの道へ。

2022.04.01

こんにちは!REALTPEC編集部です。今回は、2020年に入社したTPECの新卒社員3人にお話を聞いてきました。入社の決め手、2カ月にわたる新入社員研修の感想、入社前と後でギャップを感じたこと...etc。社会人1年目のリアルな声をお聞きください!

TPECを知ったきっかけは?入社の決め手はなんでしたか?

T.J:TPECのことは学内の合同企業説明会で知りました。元々、「デジタル技術を駆使して仕事をする」ことが今後の社会で重要になってくるのではないかと考えていたのですが、TPECの業務内容はまさにそのデジタル技術が主軸になっている。思い描いていた将来像と重なり、興味を持ちました。総務の皆さんの笑顔を見て、自分もここで一緒に楽しく働けたらなと思いました。

D.T:私は学外の合同企業説明会でTPECを知りました。自動車工場でロボットが動く様子を見たことはあったのですが、それを事前にバーチャルで作り上げる仕事があると知って驚き、自分もやってみたいと思いました。大学院1年の時にはTPECの3日間のインターンシップに参加。実際にPCでロボットの動作作成を体験し、やっぱりこういう仕事がしたい、と。就活で一番大事にしていたのは職場の雰囲気ですが、質問に真摯に答えてくださる社員の方々の人柄の良さも伝わってきて、「この会社に入りたい」と心が決まりました。

S.I:私は豊田市出身で、小さい頃からトヨタのクルマづくりには誇りと憧れを持っていたので、父に相談しTPECのことを教えてもらいました。当時トヨタ自動車の製造技術部門に所属していた父から、TPECは「アイデアから形にするというモノづくりの本質に関わることのできるいい会社だ」と聞き、興味を持ちました。選考の際に、人材を大切にしている姿勢を感じたことも大きなポイントです。一次面接が終わった時に人事の方からメールで面接のフィードバックをいただいて、そんな企業は他になかったので、とても印象的でした。

入社後の約2カ月間、同期と一緒に受けた新入社員研修はどうでしたか。

T.J:デジタル技術の元となる製図教育や車両分解組付実習など実践的なカリキュラムがあり、化学を専攻していた私にとっては新しいことばかりでした。例えばエンジンを分解する時も、工具の使い方が分からない私は、「何をやったらいいんだろう」という状態。3〜4人のグループに分かれていたので、詳しいメンバーに教えてもらいながら進めました。クルマの構造が理解できいい勉強になりましたし、おかげで同期とも仲良くなりましたね。2カ月の研修時間中は9時から18時まで一緒ですし、全員同じ宿泊所に泊まっていたので。

D.T:確かに15人いる同期は、研修の合間や宿泊所での雑談で親しくなり、団結力が高まったと思います。私が研修で一番影響を受けたのはビジネスマナー研修です。学生時代にも社会人と接する機会はあり、ある程度のマナーは身に付けていたつもりでしたが、外部のマナー講師の方から習うのは知らないことばかり。言葉の使い方や仕草、挨拶、お礼の仕方など、正直「ここまで学ぶんだ!」と驚きました。でも実際に業務に入ると出張などで外部の方と関わる機会が多いため、学んでいて本当に良かったと実感しています。

S.I:私は大学で農学を専攻しており、周りの同期はほとんど工学部だったので最初はついていけるか不安でした。でも車両分解組付実習やCAE実習など複数人で協力して行うものが多かったので、少しでも疑問に思ったら同期や先輩社員に積極的に聞いて、解決していきました。皆さん丁寧に教えてくれたので安心して取り組めましたし、ついていけないということはなかったです。

研修後は晴れてそれぞれの部署へ。入社前と後で、何かギャップはありましたか?

T.J:要素技術部で、新規CAE解析手法の開発などに取り組んでいます。入社前は「グループ内だけで仕事するイメージかな?」と思っていたのですが、実際は他部署ともしっかりコミュニケーションを取って仕事を進めていくことが大事で、グループや部の垣根を超えて仕事することがあるのはいいギャップでしたね。日々いろいろな人とお話しでき、自分にない考え方も吸収できてとても楽しいです。

S.I:T.Jさんと同じ要素技術部で、部品の変形をCAE解析しています。農学部卒という畑違いの私でも、きちんと教育期間を設けた上で実務を任せてもらえるのはいい刺激でした。今担当している解析業務に取り組む時も、最初に約1カ月の教育期間がありマニュアルもしっかり準備されていたので、やりながら分からないところを質問していく形で安心して進められました。

D.T:私はロボットエンジニアリング部で、ロボットの動作作成(オフラインティーチ)に携わっています。インターンシップに参加した時から質問しやすい雰囲気は感じていましたが、配属後それをさらに強く感じるようになりました。皆さん「こんなに教えてくれるんだ」と思うくらい熱心に、自分の仕事の手を止めて教えてくださるんです。もしかしたら人によって差があるのかなと思っていましたがそんなことは全くなく、グループが一緒でもそうでなくても、同じように丁寧に教えてくださるのがありがたいです。

TPECでどんな将来像を描いていますか?後輩へのメッセージもお願いします!

T.J:私は幅広い知識を身に付けて、それを応用しながら新しいことに挑戦していけるCAE解析技術のGeneralistを目指します。自分の仕事がクルマづくりにどうつながっているのかを理解し、デスクワークではわからないことを実物・現場で確認し、仕事をに取り入れていけたらと思っています。今やっていることは大学時代の学びとは全く違うもの。それだけ新しいことに挑戦する人を受け入れる環境が整っていると強く実感しているので、新たなチャレンジをしたい方にはぜひお勧めしたいです。

D.T:「この仕事は君に任せておけば大丈夫」と言われるような技術者になれるように、自分の仕事を極めていきたいです。それから先輩方のように話しかけやすい、後輩に頼られる人材にもなりたいですね。新入社員研修のカリキュラムがしっかり組んでありみんな同じスタートラインに立てるので、この二人がそうであるように機械系出身じゃなくても幅広い人材が入れるのは、TPECのいいところだと思います。

S.I:会社として「もっと成長していこう」という意向があるので、私も現状に満足せずもっと良くならないか常に考え、行動できるエンジニアになりたいです。誠実な仕事をして社内外の方に信頼していただけるような人材になれたらいいですね。専門外からでも活躍できる場があるというのはその通りだし、あとは福利厚生などもしっかり整っているので、プライベートと仕事を両立していきたい人にも、本当にお勧めですよ。

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